山の下のパン屋(やまのしたのぱんや)【日本全国・パン屋さん便り】

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【日本全国・パン屋さん便り】とは?
<パンと旅>がおすすめする日本全国のパン屋さんを、お店を代表する「看板パン」、地産の食材を使うなど、その地域ならではの魅力を楽しめる「ご当地パン」とともに、ご紹介します。季節限定のパンや、最新トピックも随時更新されるので、どうぞお見逃しなく!
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素材とまっすぐ向き合う、山の麓の小さなベーカリー

三重・いなべ市、鈴鹿山脈のふもとに佇む「MY HOUSE 山の麓の雑貨と喫茶」の一角にあるパン屋さん。店主・山下千穂さんは、軽井沢のパン屋での修行を経て、病院で患者さんと一緒にパンを焼くプロジェクトに参加。そして、2020年に今のお店をオープンしました。病院で焼いていたパン ペイザン(農夫のパン)は、今はお店の看板メニューとして親しまれています。

メニューは少数精鋭。使う小麦粉などは素材の背景にまで目を配り、生産者や製粉会社との関係性も大切にしながら、ひとつひとつ丁寧にパンを焼いています。「家族がいれば一緒に食べたいし、一人なら誰かにあげたくなるようなパン」というお客さんの声が表すように、思わず誰かと分け合いたくなる“おおらかなパン”に遠方からのファンも後を絶たちません。ほとんどの商品をお取り寄せできるのもうれしいポイントです。

フォトギャラリー

山の下のパン屋(やまのしたのぱんや)の店内の様子や雰囲気を写真でご紹介。

  • 朝はジャムやバターと、夜は食事に一緒に。パン・ペイザンは、どんな食卓やシーンにもやさしく寄り添う。

  • “農夫のパン”を意味するパン ペイザン。写真からもわかるように、顔が隠れるぐらいの大きさ!

  • 知り合いの大工さんが手がけた、小さな直売所のような木の小屋に、焼きたてのパンが並ぶ。

  • 時季ごとに焼いている「季節のペイザン」もお見逃しなく!

お店がおすすめする【旬のパン】〜8月 *定期更新

パン ペイザン トマトとバジル

「近くの農家さんの野菜を使いたい」という思いから生まれたパン。同じ市内で有機農業を営む畑楽農園さんのクッキングトマトをセミドライにし、バジルとチーズとともにペイザン生地に練り込んで焼き上げた、夏限定の一品。農園さん自身が「おいしい!」と太鼓判を押してくれた、地産の旬のパン。ホール 2200円(1/4サイズ 550円 ハーフ 1100円)

三重の食材を使った【ご当地パン】

甘夏ピールのパウンドケーキ

伊勢神宮奉納米を作っている、三重県鈴鹿市のスズカトラクターさん(@suzutora0141okome)の特別栽培小麦「あやひかり」を使ったパウンドケーキ。中でも人気なのが、こちら。近隣の事業者の友人より、果肉を使ったあとに廃棄される甘夏の皮を譲り受け再利用している。1本 2200円(ハーフ 1100円)通販OK

山の下のパン屋の【看板パン】

パン ペイザン

「このパンを焼きたくてお店を始めた」と語るほど、店主・山下さんにとって思い入れのある特別なパン。三重県産の小麦「ニシノカオリ」を主に使用。じっくり時間をかけて発酵させることで、小麦の香りをしっかりと引き出した。瑞々しい生地と香ばしい皮のコントラストも魅力のひとつ。大きくてまんまるな姿も印象的。ホール 1200円(1/4サイズ 300円 ハーフ 600円)お取り寄せOK

山の食パン

北海道産の特別栽培小麦を、愛知県の製粉所・local millingさんに挽いてもらい、小麦の個性を丁寧に引き出した粉を使用。しっとりとした食感と、ほんのり広がる自然な甘さが特長で、何もつけずそのままでもおいしい。小麦本来の風味を楽しめる素朴で力強い味わいは、日々の食卓にはもちろん、贈り物にも◎。1本 700円 (ハーフ 350円)お取り寄せOK

店舗情報

店舗名 山の下のパン屋(やまのしたのぱんや)
住所 三重県いなべ市北勢町新町1333
営業時間 日 11:00~17:00、火 11:00~16:00
定休日: 月・水・木・金・土
Instagram: @yamanoshitanopanya
備考
URL https://yamanoshitanopanya.jp/